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ホワイトハウス・フェロー -世界最高峰のリーダーシップ育成プログラムで学んだこと-【書評】

ホワイトハウス・フェロー -世界最高峰のリーダーシップ育成プログラムで学んだこと-
を読了しました。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4478011869/ref=cm_cr_dp_see_all_btm?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=bySubmissionDateDescending

ホワイトハウス・フェローとは

アメリカ第36代大統領から始まった制度で、アメリカの有能な若者を合衆国政府に送り込み、大統領補佐官、副大統領、閣僚などの政府高官のアシスタントととして1年間の現場で働かせる制度です。

本文中の気に入った箇所

①レーガン大統領の下で国家安全保障担当の大統領補佐官を努めていた、コリン・パウエルが週末のバーベキュー・パーティーに出ていた時の話。ミッチェル・ライス元フェローがパウエルが部下に気遣いのできる偉大なリーダーだったことを振り返って話している。パウエルは当日早い時間から来て準備を手伝い、スタッフの家族一人一人にも声をかけていた。

「私たち夫婦にも歩み寄り、話しかけてくれた。私の名前をちゃんと覚えていただけでなく、妻のエリザベスにも『はじめまして』と挨拶し、ご主人に長時間残業させるのを大目に見てくれてありがとうとお礼まで述べた。あなたも国家安全保障会議のファミリーの1人ですよと、パウエル補佐官は妻に言った。この短時間だが人間的な触れ合いは、妻に強烈な影響を与えた。妻は私にささやいた。『あの人のためにしっかり仕事をしなきゃだめよ。仕事で夜遅くなっても、ぜったいに文句は言わないから』」
②ルイス・オニール元フェローがパウエルの下で働いていた時に言われたこと。

「部下を大切にしなさい。そうすれば、部下もあなたを大切にしてくれます」


「どんなに頭がよくても意味が無い。ワシントンには、頭のいい人間はいくらでもいる。大事なのは、人々にどういう感情をいだかせるか。リーダーが成功するかどうかのカギを握るのがその能力だ。自分の有能さを見せるける必要などない。リーダーに必要なのは、部下とコミュニケーションを取り、部下のやる気を引き出し、部下に気を配り、参加意識をもたせることだ」

雑感

ホワイトハウス・フェローについての起源と成り立ち、成果などを知ることができた。ただ、制度についても良いことしか書いていないのは事実だと思う。実際の運用上の問題は山ほど本当はあるのだろう。しかし、高い成果を上げて、最高の人財を生み出していることは疑い得ない。アメリカのリーダシップ教育への熱意が感じられた。日本はリーダーシップについては教育は無く、誤解と偏見があるので今すぐ導入するのは難しいとは思うが、ぜひ導入してほしい。
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